11:14

 たくさんの要素が集まるというのはわからんでもない。作りたかったものは見えた気はする。


あらすじ


午後11:14、深夜に車を走らせるジャックは、突然車に衝撃を受ける。車を降りて確認するとそこには顔がつぶれた男らしき死体が転がっていった。

その事件を軸に5つの事件が絡み合う。関係ないように見える人達が、時間をさかのぼると関係していることがわかる群像劇。

キャスト


バジー=ヒラリー・スワンク
フランク=パトリック・スウェイジ
シェリー=レイチェル・リー・クック
ジャック=ヘンリー・トーマス
ノーマ=バーバラ・ハーシー
マーク=コリン・ハンクス
ティム - スターク・サンズ


時間を逆戻りにしていくあたりの手法、ミステリーものの定番かな。顔が潰れた男性の死体。誰がこーいう目に合わせたのか。犯人は誰かってのが、謎って事になるんだろうな。

登場人物が人間くさくて、おばかで笑えちゃう。ドライブ中、ふざけてとんでもない落し物をしちゃう男の子。いたそー、お気の毒、現実なら笑い事じゃない。でも、映画なら笑えちゃう。

友人から強盗の誘いをうけた真面目な女の子。渋ってたのに、結局誘いにのる羽目になり、怪我までしたのに、あっさり自白。

二股かけられて騙されてるとも知らず、女の子の為に強盗まで働こうとする彼氏、友達まで巻き込む。見えてないのか、見たくないのか。

みんな、どっか抜けてる。でも、憎めない。

ラスト。誰が亡くなったのか、誰がやったのかだけど、謎を解くっていうより、オチになってる気がする。