THE FALL/警視 ステラ・ギブソン

X-ファイルのスカリー捜査官を演じていたジリアン・アンダーソン主演。
あの台詞は、怖かったー。 







あらすじ


ストーカー連続殺人犯と連続殺人犯を追う有能な刑事の心理戦。

愛情深いよき夫と父親像の裏に恐ろしい別の顔を持つポール・スペクターは、ベルファスト周辺で次々に女性を襲っていく。

警察の調査が難航する中、ロンドン警視庁より有能な殺人課の刑事ステラ・ギブソンが呼び寄せられる。ステラはすぐにこれらの極悪犯罪が全て同一人物の犯行だと見極める。

ギブソンの指揮の下、病理学者リード・スミスを含む殺人捜査チームは、そのトップレベルの捜査技術を駆使し、あらゆる角度から事件を分析し殺人犯を追い詰めていく。

ストーリーが展開するにつれ緊張感が増幅していくこの内容濃いドラマは、単なる犯人探しの推理ドラマではなく、追う者と追われる者の心理戦を描いたドラマ。
ステラ・ギブソン警視は連続殺人犯ポール・スペクターを捕らえることができるのか。

キャスト

ステラ・ギブソン=ジリアン・アンダーソン(X-ファイル)
ポール・スペクター=ジェイミー・ドーナン(マリー・アントワネット)
ジム・バーンズ=ジョン・リンチ(スライディング・ドア)



シリアルキラーがあまりに殺人鬼で、ちょっとぞっとする。あんなに人の中に紛れてるのよねと想像するだけで怖い。奥さんが気が付いてないのも怖い。とはいえ、仕事して父親して人を殺して、忙しい男だよな。

ステラがストレートに男性を誘うのも笑えるけど、それにのっちゃう刑事もどうなのよ。で、その刑事さん、さっそくえらい事になってるし。そのストーリーいるのか、サービスなのか?でも、そういうちょっとした話でも展開が早くて飽きなくていいかも。

ステラが言ったあのセリフが怖かった。

サディストの好物は、相手の恐怖心という台詞。正確には覚えてないけど。そうだよなー。怖がって泣いて懇願する、それが相手の好物なんだもんなー。

でも、普通は自分が危険な目に合ったら怖いし泣きたいし、逃れられるものなら何でもしよーと思うよな。改めて、怖さがひしひしと伝わってくる。

ポールの奥さんが真実知ったらと思うと辛い。何故、あの時別れなかったのか。

ことごとく、ヘタレなジムさん。ヘタレなのが悪いとは思わないけど、この人ヘタレすぎて捜査を妨害してるのが何ともいえん。

最後には、刑事さんにはっきり言われる。(苦笑)上司にそんな事言っちゃっていいの?刑事さん、仕事しにくくならないって心配しちゃうけど、言いたくなる気持ちはよくわかる。拍手しちゃったよ。

独身だといいけど。奥さんがいるのに上司に刃向ったとかで、減給にならないといいけど、なんて思ったりして。

サイコパスの怖さとそんな相手と心理戦をやってる警視の緊張感が伝わってきて、わりといいドラマだったな。ちょっと暗いけど。