どうやら原作があるらしい。 ケイシー・アフレック(ベン・アフレックの弟さんなのだとか) ジェシカ・アルバ、サイモン・ベーカー、ケイト・ハドソン、 他にも見たことのある顔がずらり。 キラー・インサイド・ミー (字幕版) あらすじ ルーは田舎町の保安官助手。 ある日、町はずれで客を取っている女性に立ち退きを 伝えに行く事になった。しかし、ルーはその娼婦と寝てしまい、 それをきっかけに次々と犯罪を犯してしまう。 原作は面白いんだろうか。あれだけの俳優を使った割には、 面白くなかった。保安官のルーの子供時代が、写真とかで 出てくるのだけどちっとも整理されてなくて。 父と母の関係、父が養子にした兄と家族との関係、ルーと家族との 関係が描かれてなく、それがないのでルーがゆがんでいく要素が 見えてこない。 普通の子供だったルーが、ゆがんでいき連続殺人犯にまでなっていく その心の闇が怖いはずなのにそれが見えない。 娼婦(ジェシカ・アルバ)と出会った事で、彼女とのセクースに のめりこんでいくルー。 何故のめりこんだはずの相手を殺すのか。それも顔面ミンチにして。 それが性癖というなら、次から次に相手を漁りそうなものなのに 彼女とも似たようなセクースをしてもすぐに殺してないあたり 殺しが性癖の一部になってるわけでもないらしい。 連続殺人犯らしくもない気がする。 ただのサディスティックなおじさんなら、殺人犯にしなくてもいいし 中途半端。 映画の中に出てくる歌の歌詞に合わせようとしたのかなってシーンも。 ドロドロのシリアルキラーを描いてるわりには、音楽は呑気w そっちも中途半端。