2019年7月19日金曜日

リンウッド ・バークレイ/失踪家族

自分以外の家族が突然消えた。




あらすじ

14歳のなんてことはない普通の朝。
家の中に、自分以外誰もいない。

きっと、父は仕事に行って、母はきっと兄を送っていって兄はもう学校に行ってて。
そう思ったけれどそうではなかった。

書置きも何もなく、家の中は昨日のままで争ったような跡もなく
自分以外の家族がいなくなってしまった。

家族はどうなったのか、事件に巻き込まれたのだろうか。
それとも失踪したのか。14歳のシンシアは何故、おいていかれたのか。


感想

テンポがよかったのか読みたい気分にあったのか、あっという間に読んでしまった。
構成がよかったのかな。次々に何かが起こるので、間延びはしなかったと思う。

主人公のシンには、ちょっとイライラさせられる。
とはいえあれだけの経験をしたら、私なぞもっと周りをイライラさせそうなので
許容範囲。

シンの夫、テリーは悪くない。温厚だけどたまには暴言も吐き喧嘩慣れしてなくて、
場面によっては頼りないけれど誠実。

2人の娘のグレースもなかなかはしこい。グレースと同じくいいキャラがスカヴィロ。
ちょっとしか出てこないけど、そこがまたいい。
シンの叔母さん、テスや私立探偵のアバグノールも悪くない。

ちょっとあれかなと思うのが、交通事故に見せかけた事件とお金を渡す為のくだり
とそれに伴う事件。つじつま合わせのようで、とってつけた感じがした。
あれぐらいはしょうがないかなー。