ロスト・バケーション/鮫を出し抜け

ゴシップガールは見てないけど、出演していたのは知ってる。
ブレイク・ライブリーさん主演。




素晴らしいビーチ

亡き母が教えてくれた秘密のビーチを訪れたナンシー。
先立たれた父と幼い妹の世話、自身の医学生としての勉強。
そんな彼女が休暇を取って楽しみに訪れたビーチは、素晴らしいビーチだった。
ビーチを満喫するナンシーのシーンがすでに怖い。

太陽が輝き砂浜は白く、透明な青い水、海の中まで見える。
そんな広い海の中にぽつんと浮かぶサーフボードと非力な人間。
とても心細く、地球が怖いとさえ思う。美しくて怖い。

ナンシーの他に2人の男性がサーフィンしていたが、先にあがった。
もう1回波に乗ったら終えようと思っていたナンシー。


突然の襲撃

その最後に1度波に乗ろうとして、サメに足をかまれる。
必死にくじら(サメに襲われて絶命していた)の背に避難し
足を止血し、助けを求めようとしたがビーチには誰もいない。
興奮したサメはくじらに突進してくる。
サメの周回を読み岩場に逃げるナンシー。

それから、どれぐらい岩場にいただろうか。
ビーチに人を見つけた。助けてと叫ぶも声は届かず。。
というかその人に泥棒され、あげく泥棒さんはビーチボードも
お金にしようと思ったのか海に入ってサメにやられる。

最初にサーフィンしていた2人が翌日戻ってくるが、やはりサメにやられる。
危険を知らせようとするのだが、何せ声が届ない。

またしても1人

頼れる人はなく、サメはずっと周りを泳いでいる。
サメってそんなに同じところで同じ獲物に執着するか?というのは
さておき、怖い。サメに狙われてますな感じが怖い。
このままでは岩場も満潮で危ないと判断したナンシーは危険を犯し
ブイまでたどり着く。これがまた、ハラハラ。

サメが近寄ってこないくらげの間を刺されながら進み、海の下にある岩に
あちこちぶつけ、サメに追いかけられる。
私が何をしたっていうんだーって叫びたくなるぐらい。
そこからもまだサメと戦う。

この映画、サメとおねーちゃんしか出演してないよね、な感じ。
いろいろ矛盾はあるとしても、わりと好き。
矛盾がありすぎてさめるってほどでもないし。
ただ、サメの最後だけはちょっといただけなかったかなー。
追いつかれてもおかしくないし、体に傷は残ってもギリギリかわすぐらいは
サメなら出来る気がする。